人は「やれる」と思えたときに動くのかもしれない
部下が動かない理由と、リーダーが次の言葉を失う理由

「この仕事を担当してみない?」
そう声を掛けたとき、
「今は忙しいので難しいです。」
と返された経験はないでしょうか。
せっかく成長の機会を用意したのに断られた。
責任ある仕事を避けているように見える。
そんな風に感じたことがあるリーダーも少なくないと思います。
一方で、
部下本人も自分の気持ちをうまく言葉にできていないことがあります。
そして実は、
リーダー自身も、
「この先、何を聞けばいいのだろう」
「どこまで聞いていいのだろう」
と迷っていることが少なくありません。
私たちの世代は、
時には厳しい言葉を受けながら、
失敗を経験しながら成長してきました。
だからこそ、
「まずはやってみろ」
という言葉に込められた思いも理解できます。
しかし、時代や働き方が変化する中で、
同じ言葉が同じように伝わるとは限らなくなっています。
今回のコラムでは、
最近注目されているSOC(首尾一貫感覚)という考え方と、
幸福度の5つの要素を手掛かりに、
人はなぜ動けなくなるのか、
そして、どうすれば「やらされる仕事」から「自ら引き受ける仕事」へ
変わっていくのかを考えてみたいと思います。
部下を変える方法ではなく、
部下とリーダーが一緒に状況を理解していくための
対話について考えるきっかけになれば幸いです。