職場で活躍できていると感じている労働者はわずか29%—職場のウェルビーイングを高めるには?
まとめ
近年、職場のウェルビーイング(働きやすさや満足度)への関心が高まっています。しかし、Indeedの最新調査によると、「職場で活躍できている」と感じている労働者はわずか29%にとどまることがわかりました。本記事では、その背景と、職場のウェルビーイング向上に向けたポイントを解説します。
出典と掲載日
- 出典:Indeed 『US Work Wellbeing 2023 Report』
- 更新日:2024年6月26日
職場のウェルビーイングの現状
1. 労働者の71%が職場のウェルビーイングを低〜中程度と評価
Indeedの調査によると、回答者の71%が「職場のウェルビーイングが低〜中程度」と感じていると回答しました。特に若年層を中心に、企業に対する働きやすさの期待が高まっています。
2. 主要なウェルビーイング指標
職場のウェルビーイングを測る主な指標として、Indeedは以下の4つを挙げています:
- 幸福度(Happiness)
- 目的意識(Purpose)
- ストレス度(Stress)
- 満足度(Satisfaction)
加えて、給与の適正性や柔軟な働き方、仕事のやりがい、職場での居場所意識(ビロンギング)も、働きやすさを左右する要素として注目されています。
労働者のニーズと企業への期待の高まり
1. 転職理由のトップは「給与の不適正」
労働者が転職を考える最大の理由は「給与が適正ではない」と感じること(37%)。また、ストレスの高さや仕事の満足度の低さも転職の大きな要因となっています。
2. 労働組合への支持が拡大
近年、労働組合の影響力が高まり、多くの業界で労働条件の改善が進んでいます。Gallupの世論調査によると、アメリカでは67%の人々が労働組合を支持しており、大企業の労働者も積極的に組合を設立しています。
職場のウェルビーイングを高めるために
1. 企業が取り組むべきポイント
企業が従業員のウェルビーイングを向上させるためには、以下のような施策が有効です。
- 適正な給与の確保
- フレキシブルな働き方の提供
- 社員のやりがいを高める施策の導入
- ダイバーシティ&インクルージョンの推進
- 心理的安全性の確保
2. 求職者が意識すべきポイント
職場のウェルビーイングを重視するために、以下の点を確認しましょう。
① 企業の文化や価値観を調べる
公式サイトや口コミをチェックし、企業理念や働き方の方針が自分に合うか確認。
② ワークライフバランス
リモートワークやフレックスタイムの有無、残業の実態、休暇の取得しやすさを確認。
③ キャリアアップの機会
研修制度や昇進の実績があり、成長を支援してくれる環境かどうかを見極める。
④ ダイバーシティ&インクルージョン
多様な人材が活躍できるか、ハラスメント対策や相談窓口が機能しているかを確認。
⑤ 企業のウェルビーイング評価
Indeedの「職場のウェルビーイングスコア」やGlassdoorの評価を参考に、従業員の満足度をチェック。
最後に
職場のウェルビーイングは、企業と従業員双方の取り組みが重要です。今後、より多くの企業が働きやすさを向上させ、すべての労働者が活躍できる環境が整うことを期待したいですね。
