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コラム連載開始のお知らせ

対話と線引 ─ Z世代と現場リーダーに必要なバランス感覚(全10回)

このたび、新しいコラムシリーズ
「対話と線引 ─ Z世代と現場リーダーに必要なバランス感覚」(全10回)をスタートいたしました。

本シリーズでは、現場マネジメントにおけるZ世代とリーダーの関係性に焦点を当て、
「対話」と「線/き」という2つの視点から、心理的安全性と持続可能な職場づくりのヒントをお届けしてまいります。

第1回テーマ
Z世代の昇進離れと、“話しすぎ疲れ”に悩む上司たち

この記事はアメリカの事例を紹介していますが、
「若手が管理職を避ける傾向」や「部下の話を聞きすぎて上司が疲弊する」という状況は、日本でも他人事ではありません。

  • アメリカでは「昇進しても給与はほとんど増えず、責任とストレスだけが増える」として昇進を拒む若手が増加。
  • 日本でも「係長になると残業代がなくなり、帰宅時間が遅くなるだけ」と昇進辞退する30代社員が出ています。

さらに、SNS文化で育ったZ世代にとって自己開示は自然な行為です。
しかし、その“話しすぎ”が現場マネージャーに過剰な負担を与え、心理的にも時間的にも疲れを生んでいます。

キーワード:「対話」と「線引」

  • 対話とは、意見や感情をやり取りし、相互理解を深めるプロセス
  • 線引とは、時間・内容・頻度に一定のルールを持ち、互いの負担を軽減する工夫

たとえば:
👩 若手社員:「昨日のライブが最高で…」
👨 上司:「楽しそうだね!じゃあ今日の案件は…」

共感を示しつつも本題に移る。
これが「対話」と「線引き」の両立であり、心理的安全性と持続可能な職場幸福につながります。

次回予告(第2回)

次回は「雑談・会話・対話・議論」の4段階に分けて、それぞれの役割とつながりを解説します。
特に“対話”が幸せ経営のカギになる理由を深掘りします。

👉 第1回コラム全文はこちらからご覧いただけます

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💡 本コラムは2週間に1回のペースで更新予定です。
今後もぜひご覧ください。