Past Cases [ 事例紹介 ]

「雑談力」セルフチェック

組織・人材活性化
  • マナー研修

自分の雑談スタイルを理解し、改善のヒントを見つけるきっかけになれば幸いです。次のステップへ進むためのヒントがきっと見つかるはずです。ぜひご覧ください。

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雑談力の4つのタイプ

1)「信頼構築マスター」タイプ(合計点が、11から12)
どんな場面でも冷静に対応し、信頼できる人間関係を築けるタイプです。

どんな状況でも落ち着いて冷静に対応でき、自然と信頼を勝ち得るタイプです。相手の気持ちに寄り添い、共感を持って話を進めることで、相手との距離を縮めるのが得意です。そのため、人間関係や仕事においても、無理なくチャンスをつかむことができ、周囲からも特別な存在として認識されています。周囲の人々が安心して相談できる、頼りになる人物といえるでしょう。

2)「雑談の匠」タイプ(合計点が、7から10)
どんな人ともストレスなく雑談できるコミュニケーションの達人です。

どんな人とも自然にストレスなく雑談を楽しむことができる、まさに雑談の匠です。場面や状況に応じて、絶妙な「つなぎ言葉」を巧みに使いこなしています。「ところで」や「私はこう思いますが、あなたはどうですか?」といった言葉をタイミングよく挟むことで、話題をスムーズに進行させるだけでなく、相手との関係性をより深めることができます。こうしたスキルにより、どんな場面でも自分の存在感が増し、自然とリーダーシップを発揮できるため、周囲から信頼され、一層輝く存在になるでしょう。

3)「凡人」タイプ(合計点が、3から6)
仲の良い人とは自然に話せますが、初対面や目上の人との会話では緊張して、自分らしさが出しにくいタイプです。

仲の良い人とは自然に会話ができるものの、初対面や目上の人との会話では、どうしても緊張しがちです。このような状況で感じるストレスを軽減するためには、まずは相手がどんな話をしたいのかに意識を向け、相手の話をしっかりと受け止める姿勢が大切です。相手の話が全体の7割、自分の話が3割程度になるようなバランスを心がけましょう。自分が話すことにばかり集中するのではなく、相手が話しやすいように、適切な質問を挟むことが効果的です。相手にとってリラックスできる雰囲気をつくり、聞く姿勢を大切にすることで、自然と会話がスムーズに進みやすくなります。

4)「空回り」タイプ(合計点が、0から2)
一生懸命話しても、どうしても会話がうまく盛り上がらず、空回りしてしまうタイプです。

一生懸命に話しているのに、会話がうまく盛り上がらず、結果的に空回りしてしまうことがあります。その主な原因は、「自分がどう思われているか」ということに意識が集中しすぎてしまい、相手への関心が薄れているためです。まずは、相手の話を否定せずにしっかりと受け止め、じっくり聞くことが大切です。そのうえで、気になる点や興味を持ったことがあれば、積極的に質問を投げかけてみましょう。このプロセスを繰り返すことで、自然とコミュニケーションの幅が広がり、出会いや交流のチャンスも増えます。結果的に、より多くの人と良好な関係を築けるようになるでしょう。

資料
「超雑談力」五百田達成 著 ディスカヴァー・トゥエンティワン(2019)